メニュー
最新情報
詳細表示
 [2005年03月07日] GIS連動サーチエンジンシステム開発
ディレクトリ型検索エンジン+ロボット型エンジン+GIS
株式会社つくばマルチメディアでは、地域ポータルサイト等特定のエリアや特定のジャンルを対象としたホームページの検索エンジンを筑波大学 北川データ工学研究室(システム情報工学研究科 北川 博之教授)と共同で開発いたしました。

○開発システムの名称:地図情報システム連動サーチエンジンサーバーシステム
・特願:2005-34568
・特願:2005-43256

本システムは、ディレクトリ検索エンジンとロボット検索エンジンと地図情報システム(GIS)を統合したシステムとすることにより特定の地域やジャンル情報をより正確・詳細に検索することを可能とするシステムです。

○開発システムの特色

  1. 地域内、特定ジャンル内の情報に限定したホームページ内の全ページを検索可能とした。
  2. 検索結果のウェブサイトの発信位置をGISの地図画面上にイメージ表示することを可能とした。
  3. 検索結果の重みであるサイト重要度を地図画面上にイメージ表示することを可能とした。
  4. 検索結果である一覧表示の項目に検索者の地図上の検索基準点からそれぞれの検索結果までの距離を数値表示することを可能とした。
  5. ウェブサイトの検索結果を検索者からの距離範囲条件で絞り込み検索を可能とした。
○開発背景
従来のディレクトリ型(登録型)検索エンジンシステムは、発信元地域や情報ジャンルを特定することには優れているが、サイト単位でデータが登録されており各ページの全文データを詳細に検索することができない。

一方、従来のロボット型(全文検索型)の検索エンジンの場合には、「ページ単位」でのデータ登録であり、ページ毎の全文データ検索により検索キーワードに対する詳細な検索が可能であるが、そのサイトの発信元地域や情報ジャンルを特定し難いという欠点があった。

また、どちらの検索エンジンでもホームページ発信もとの所在地を検索することができないという問題があった。また、検索結果の重要度が高い場合における重要度評価は、表示順位が早いというようなテキスト一覧表示における順位で表示される手法であった。

○システム開発の効果
  1. ディレクトリ型(登録型)検索エンジンシステムとロボット型(全文検索型)の検索エンジンを組み合わせたサーチエンジンシステムとすることにより、予め限定されたウェブサイトにロボットエンジンを稼動し、限定された情報エリア内の詳細情報のデータベースを構築することが可能となり、サーチエンジン利用者が効率的に目的の情報検索を行なうことが可能となる。
  2. サーチエンジンシステムと地図情報システムとを連動させるシステムとすることによって、サーチエンジンで検索されたウェブサイトの発信位置の座標データが地図画面上に表示され、発信位置地図表示画面と検索結果一覧が同一ウェブ画面上に表示されることによって、発信場所を視覚的に把握することが可能となりサーチエンジン利用者にとってより詳細な情報検索が可能となる。
  3. 地図情報システムと連動したサーチエンジンシステムに、予め検索者の検索基準点位置を登録することを可能とするシステムにすることによって、検索結果一覧に検索基準点位置からの距離表示が可能となること、及び検索基準点位置からの検索範囲距離条件を入力可能とすることによって検索範囲距離内の情報検索が可能となり、サーチエンジン利用者にとってより詳細な情報検索が可能となる。