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 [2009年11月18日] 特許取得:特許第4349973号 映像レイヤーリンク対応映像誘導システム

平成16年5月25日に特許出願した映像レイヤーリンク対応映像誘導システムが平成21年7月31日付弊社特許となりました。

概要は、以下の通りです。(特許出願書類から抜粋)
本技術のデモは、以下のサイトでご覧いただくことが可能です。
http://www.tsukuba.info/mapoint/g/
地図上の赤い「VM」マークにマウスを置き矢印をクリックするか、又は「VM」マークを押し、終点の「VM」マークを押すと映像誘導が開始されます。映像上にリンクが現れクリックすると情報が表示されます。

【発明の詳細な説明】)

  • 【技術分野】)
    【0001】
    本発明は、インターネット等の通信回線を利用し、街路(道路)の走行や百貨店の売場通路を回遊して予め撮影された映像データにリンクをはることを可能とし、街路や売場通路を映像で誘導しながら、映像上の建物、店舗、売場等のリンクにより、それらのホームページに自動的にアクセス可能であり、或いはそれらについてのウェブカメラのライブ映像表示画面を見ることが可能な映像誘導システムに関するものである。

  • 【背景技術】
    【0002】
    近年、インターネット等の通信回線が発達した社会において、インターネット等を介して映像を配信するシステムが利用されている。インターネットのWeb上で、地図上を誘導しながら道路の走行映像を再生することを可能とするシステムは公知である。
    【0003】
    そして、本出願人は、映像の再生と地図や建物の構図を連動させて、映像で施設や街を回遊する映像地図誘導システムを既に開発している。また、映像にリンクをはる言語は既に存在する。また、近年、インターネット等の通信回線が発達した社会において、インターネット等を介した買物システムが利用されている。
    【0004】
    店舗等の販売側のサイトに、ウェブカメラ等のカメラを設け、このカメラで商品を撮影し、その商品の映像をリアルタイムで、インターネット等に接続された利用者端末に送り、利用者は、その商品映像を見ながら商品の購入を可能とする商品販売のためのシステムが公知である(特許文献1、2参照)
    【特許文献1】特開2003-331152号公報
    【特許文献2】特開2003-296421号公報

  • 【【発明が解決しようとする課題】
    【0005】
    しかしながら、街路や施設内の移動において撮影される映像にリンクを張り、その施設のホームページやライブカメラにアクセス可能とするシステムは存在しない。
    【0006】
    そこで、本発明は、実写映像により街路や施設を回遊しその映像上に映し出される店舗や売場のWebカメラを実際に見ることを可能することで、よりリアルな疑似体験やショッピングを可能とすることを課題とするものである。さらに、本発明は、次の点を課題とする。
    【0007】
    全方位撮影映像や通行路側面撮影映像にリンクをはるようにする。即ち、道路走行中の道路側面映像の再生や百貨店の売場を回遊する映像再生時に道路側面の店舗や百貨店の売場の映像が現れた場合に、その映像上に映し出されている店舗の部分や売場のホームページやWebカメラのWebページにリンクが張られ、押すとその店舗や売場のホームページやライブカメラ画面を表示することを可能とする。
    【0008】
    映像は、全方位映像又は通路進行方向の側面映像の場合に対応し、走行時に撮影した映像画面の特徴としては、被写体の横への移動については、道路や店舗内を移動(進行)しながら撮影した側面映像は、被写体が映像の再生にあわせ映像再生画面に現れ、時間の経過とともに再生画面から消えるものとする。
    【0009】
    側面を撮影する映像は、再生画面上で被写体の大きさは基本的に一定で横に移動するだけである。全方位映像における側面映像も同様である。さらに、映像は、其の画像のフレーム数とする。
    【0010】
    映像とレイヤーの再生に同期して図面上の経路誘導を可能とし、経路を自由に選択することにより任意の地点から経路を選択可能とする。また、経路の案内及び経路上にある対象物を音声で案内することを可能とする。さらに、レイヤーに含まれる対象物の名称等のメタデータを検索し、そのデータが含まれる映像フレームからの再生を可能とする。地図誘導もその映像と同期した地点から誘導が開始される。