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 [2008年08月22日] ウェブカメラ画像自動取得ウェブデータ作成システム「LiveBuilder」新開発
画像付ホームページ瞬時に更新、ウェブ上で画像処理 2008/8/22【日刊工業新聞】記事掲載


  1. システム開発の背景及び課題

    現在、地域中小企業も含めてホームページの情報更新が課題となっています。また、ブロードバンドやユビキタスが急激に普及していることにより、本日のお勧め商品やメニュー、事業者のニュース等日々の更新が重要となってきています。 既に、ホームページの更新に当たってはCMS(コンテンツマネジメントシステム)が広く利用されていますが、商品やサービスの写真画像をインターネット上に発信する場合、デジタルカメラで撮影し、パソコンに一旦保存後、画像処理ソフトで画像処理を施すという面倒な作業が発生します。
     また、画像更新も含めたホームページの更新としては、携帯電話での更新システムも既に当社でも開発しておりますが携帯電話の通信料がかかること、画像のサイズ調整や画質調整ができないこと等の問題があります。
    本システムは、デジタルカメラの複雑な操作や画像処理ソフトの使い方ができない場合でも、容易に画像付のホームページや商品情報を更新可能とするシステムです。

    本システムは、平成19年3 月9日に特許第3924702号として株式会社つくばマルチメディアの特許となっています。  また、システムが補足されているため追加で特願2007-186230を出願しています。

  2. システムの効果

    1. 画像を含むホームページデータをウェブサーバにアップする場合に、ホームページに利用する画像の取得、画像加工、画像調整、画像圧縮、ホームページ文章入力及びウェブサーバへのホームページデータの登録作業工程を一貫したシステムとしてウェブ管理者端末のウェブブラウザの表示画面上で処理することが可能となり、作業時間の短縮により効率的なホームページの作成と更新管理が可能です。
    2. デジタルカメラ等静止画取得機材や専用の画像処理ソフトやファイル転送ソフトの利用がなくなるため、それぞれの利用技術の知識修得がない場合でも容易に画像を含むホームページデータの作成が可能となり、専門的な情報技術のない中小・零細事業者でも容易にホームページ作成や頻繁なホームページの更新が可能となります。
    3. ウェブカメラは、インターネット回線に接続されている必要はないため、ウェブカメラをインターネットを介して制御するサーバ機能は不要であり、会議用のビデオチャットカメラやウェブカメラ機能付きのホームビデオでも利用することが可能となり、高額なスキャナーやウェブカメラ、ウェブカメラのネットワーク構築を必要とせず、低価格でのシステム構築が可能です。 また、会議用のビデオチャットカメラやウェブカメラ機能付きのホームビデオは、持ち運びが容易であるため通信が可能なノートパソコンを利用する場合には作業場所が制限されません。

  3. システムの利用

    本システムは、既に当社のシステム製品である@TOWN(@PAGE)には、システム採用されていますが、以下のようにホームページ更新が関わる分野や画像付きのデータベースを構築する分野への利用方法があります。

    1. レンタルサーバサービスを運営する事業者のレンタルウェブサーバへの採用
    2. ショッピングやオークションサイトへの採用
    3. 地域ポータルサイトやコミュニケーションサイトへの採用
    4. 企業のホームページや行政等のホームページ作成
    5. 画像付き商品等データベースの構築

  4. 「LiveBuilder」システム概要

    ホームページの作成や更新において、ビデオチャットカメラやホームビデオからノートパソコン等にUSB接続し、Webブラウザ上にLiveBuilderシステムとWebカメラの映像を表示します。
    パソコンのWebブラウザ上の表示映像から任意の範囲をマウスで指定し、ウェブ表示画面上の画像調整画面で画像を調整加工して登録をすると、その映像の範囲指定した部分を画像として取得しウェブサーバに送信し、商品データ等の画像を文字情報とともにインターネット上に表示することを可能とするシステムです。
    ライブカメラの映像画面上で画像のサイズ入力が可能な他、画質の明暗や解像度、彩度等の調整、文字の入力、文字の加工等もWebブラウザ上で処理することが可能です。

  5. 本システム含むウェブカメラ関連システム新システム仕様詳細説明書