メニュー
最新情報
詳細表示
 [2007年05月17日] 特許取得:特許第3950085号 「地図誘導全方位映像システム」
製品名:【V-mavi360】 

以下のサイトで、特許に関わる技術開発及び実施例をご覧いただけます。

  1. 「地図誘導映像システム」【V-mavi】
  2. 「地図誘導全方位映像システム」【V-mavi360】
  3. 「バーチャル・リアルタイムショッピングストリート」【ぐるmavi】
以下は、特許出願文章からの説明文です。

【課題】地図画面上において道路に沿って進行すると、その進行速度に同期して、その道路を実際に通行した際に見ることのできる情景の全方位映像が再生され、全方位映像の視認範囲が地図経路上に表示され、現地に行かなくても、ビジネス上の擬似的な現地調査や観光案内を可能とする。

【解決手段】地図経路探査部は、地図画面上で、選択された目的地への経路データを探索して映像検索部に送り、映像検索部は、経路データに基づいて、全方位映像データ記憶部から経路データに対応する道路通行視覚全方位映像ファイルを検索して全方位映像再生処理部に送り再生し、全方位映像再生範囲処理部は、全方位映像再生処理部により再生された全方位映像の映像範囲を再生し、地図視認範囲処理部は、全方位映像再生範囲を地図画面上に経路上に扇形映像視認範囲表示し、利用端末で経路上の地図誘導と全方位映像の再生表示を可能とする。

【発明の効果】 以上のような構成の本発明に係る地図誘導全方位映像システムによれば、利用者が実際にその場所に行かなくても、所望の地域の地図を検索して地図画面を利用端末上で表示し、その地図画面上において道路に沿って進行すると、その進行速度に同期して、その道路を実際に通行した際に見ることのできる予め撮影した道路通行視覚全方位映像が再生され、全方位映像の映像再生範囲と地図上の視認範囲を表示して見ることができるので、出発地から目的地までの道路や街路の状況、道路沿いの商業事情、街の様子、観光、風景等を、実際にその道路を通行し、その町を訪問したのと同じような臨場感をもって擬似体験することができ、その地域の商業調査、不動産調査等ビジネス上はもちろんのこと観光等趣味や防災の上でも極めて有用である。
【0101】
さらに、本発明に係る地図誘導全方位映像システムによれば、地図画面における道路を、交差点から交差点までの道路ブロック毎に道路ブロック番号を付与し、出発地から目的地までの経路は、予め出発地から目的地を指定してこれらの道路ブロックを探査して組み合わせた経路を案内表示するか、あるいは利用者が交差点毎に左折、直進、右折、戻りを選択して道路ブロックを選択することができ、さらに進行速度もブロック毎に、選択指定し、変えることもでき、又一時停止も可能となるので、きわめて柔軟性がある現実に即した道路誘導地図誘導全方位映像システムが実現されだけでなく、通行視覚全方位映像を道順毎に撮影する手間が省け、地図・映像情報処理サーバーのデータ取扱量が膨大となることがない等の効果が生じる。 【0102】
さらに、本発明に係る地図誘導全方位映像システムによれば、交差点毎に交差点番号を付与し、その交差点毎に、左折、直進、右折、戻り等その交差点おける通行動作別の通行視覚全方位映像ファイルを設けたので、地図画面上で道路ブロック、交差点、道路ブロックと進行する際も、その交差点における進行状態に適応した通行動作が連続的に行えるから、道路ブロックと交差点の接続部や交差点の中での進行に際しても、断続的ではない、連続的でスムースな、実際の通行に酷似した道路通行視覚全方位映像を見ることができる。 【0103】
さらに、本発明に係る地図誘導全方位映像システムによれば、記憶される視覚全方位映像ファイルを全方位撮影した映像ファイルとしたので、再生される映像は全方位再生することが可能になり、 また、画面上に再生される映像範囲を自由に右回転・左回転できることにより通信を介しても、現地で実際に首を回して見るように映像を見ることが可能になり、通信により複数の操作でも別々の映像再生範囲を見ることができ、 ズームアップ・ズームインを可能としたことにより実際に現地で対象物に近づいり、遠ざかったりして走行するように見ることが可能になり、映像再生画面の横幅だけを拡大・縮小することを可能とすることにより、人間の視覚では得られないトンボの目のような広角映像を見ることも可能になり、 地図画面上の誘導矢印の位置と同期して誘導矢印を基点とした扇型地図視認範囲を全方位の映像再生範囲と同期表示することを可能としたことにより実際に見ている映像の位置や方向を用意に把握することが可能になり、人間の視覚で捉える以上の疑似体験を可能とすることができる。