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 [2006年06月16日] 特許取得:特許第3809901号 「地図誘導映像システム」


弊社では、平成12年から計22件の特許出願を行っておりますが、第一番目の審査請求である「地図誘導映像システム」が、平成18年6月2日付、特許庁から特許として認められました。


特許第3809901号 「地図誘導映像システム」の内容(特許出願文より)

  1. 【課題】 地図画面上において道路に沿って進行すると、その進行速度に同期して、その道路を実際に通行した際に見ることのできる情景が表示され、現地に行かなくても、ビジネス上の擬似的な現地調査や観光を可能とする。

  2. 【解決手段】 地図経路探査部は、地図画面上で、選択された目的地への経路データを探索して映像検索部に送り、映像検索部は、経路データに基づいて、映像データ記憶部から経路データに対応する道路通行視覚映像ファイルを検索して映像再生処理部に送り再生し利用端末で表示可能とする。

  3. 【発明の効果】以上のような構成の本発明に係る地図誘導映像システムによれば、利用者が実際にその場所に行かなくても、所望の地域の地図を検索して地図画面を利用端末上で表示し、その地図画面上において道路に沿って進行すると、その進行速度に同期して、その道路を実際に通行した際に見ることのできる予め撮影した道路通行視覚映像が再生されてこれを表示して見ることができるので、出発地から目的地までの道路や街路の状況、道路沿いの商業事情、街の様子、観光、風景等を、実際にその道路を通行し、その町を訪問したのと同じような臨場感をもって擬似体験することができ、その地域の商業調査、不動産調査等ビジネス上はもちろんのこと観光等趣味の上でも極めて有用である。

    本発明の地図誘導映像システムを道路や町の街路案内だけでなく、本発明の地図に相当するものがあれば、いろいろな案内に適用できる。 例えば、博物館、図書館、博覧会用建物(メッセ)、工場等の建物内の館内見取り案内図は、本発明の地図に相当するものであり、本発明に係る地図誘導映像システムをこれらの建物の館内や構内の案内誘導として適用可能である。同様に自動車学校やテーマパーク等の敷地案内見取り図も本発明の地図に相当するものであり、これらの敷地内の案内誘導にも適用可能である。


開発・実施例
以下のサイトで、技術開発及び実施例をご覧いただけます。

  1. 「地図誘導映像システム」【V-mavi】
  2. 「地図誘導全方位映像システム」【V-mavi360】
  3. 「バーチャル・リアルタイムショッピングストリート」【ぐるmavi】

本特許第3809901号「地図誘導映像システム」の関連特許出願には、別途、以下の特許出願があります。

  1. 特開2005-003752 地図誘導全方位映像システム
  2. 特開2005-277670 全方位映像作成装置、地図連動全方位映像記録・表示装置及び地図連動全方位映像利用装置
  3. 特開2005-316914 映像レイヤーリンク対応映像誘導システム