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茨城VRツアーの生成AIを含むSEOの実証と@WEBシステムバージョンアップについて

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2024年09月19日 (木) 18:36

茨城VRツアーの生成AIを含むSEOの実証と@WEBシステムバージョンアップ

株式会社つくばマルチメディアでは、茨城VRツアーの運営を5年以上に渡り行ってきました。
茨城VRツアーの運営は、茨城県のPR、県民の地域理解のコンテンツの意味もありますが、大手検索エンジンにおいてサイトがどのように評価されているかを客観的に実証するためです。
5年の運営において、以下のことを実証しました。

1,GoogleのPageSpeed Insightsにおける評価

GoogleのPageSpeed Insightsは、「パフォーマンス」、「ユーザー補助」、「おすすめの方法」、「SEO」の4つについて診断ができ、その内容についてはサイトに記載されています。
内容としては、HTMLタグの使い方、WEBプログラム、構造化・文章構成、メニュー設計・レイアウト、ウェブアクセシビリティ(弱者対策)、ユーザビリティ(使い易さ)、ウェブセキュリティ、通信ネットワーク・サーバー関連等の問題です。ここでのSEOは、主にタグの使い方にミスが無いかの問題で100点でも上位に検索されるという意味ではありません。
茨城VRツアーは、PageSpeed Insightsにおいて、大手検索エンジンサイトや国内大手IT企業、政府関係サイト等と比較しても高得点の実証ができています。


2,Googleランキングシステムの確認・実証

Googleランキングシステムは、Googleがホームページを評価するメインのシステムで、2024年4月時点で17件が公開されており、概要が説明されています。 Googleランキングシステムは、以下のページでご覧いただけます。
https://developers.google.com/search/docs/appearance/ranking-systems-guide?hl=ja

現在公開しているシステムは17項目で、その内、AIシステムとして記載があるシステムが5件あります。
茨城VRツアーでは、Googleランキングシステムの17項目を確認し、効果について実証しています。
この時点で、茨城VRツアーは、全国レベルの検索、都道府県レベルの検索、市町村レベルの検索でトップレベルのSEOの実現をしています。
例えは、全国レベル:白鳥関連(白鳥、白鳥種類、白鳥見分け方、白鳥 食べ物・・・)
県レベル:「茨城県」と「菜の花」等茨城VRツアーのカテゴリレベルはほとんどトップに検索されます。
市レベル:つくば市 桜、つくば市 紅葉、筑波山 桜、筑波山 紅葉・・・
しかしながら、特定の検索キーワードにおいてトップレベルに検索されるものの1位は容易ではないキーワードも存在します。なお、上記の実証事例は、17項目のうちの一分です。この他、スニペットを表示するシステム、多様化システム、ニュースの評価システム、ドメインの評価等17項目の内15項目について確認実証しています。2項目については、SEOの対象項目ではないシステムです。


3,Google検索エンジン品質評価ガイドラインの「E-E-A-T」の実証

「E-E-A-T」は、サイト評価における基準で、「Experience(経験)」「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」の略です。 Google検索エンジン品質評価ガイドラインにおいて、「E-E-A-T」について概要を説明しています。 茨城VRツアーでは、茨城VRツアー自体、取引先のサイト、及び競合サイトとの関連において、様々な調査分析を実施し「E-E-A-T」がどのように評価に関わっているのか実証しています。 また、専門性や権威性については、概略説明されている内容以外の該当があるこも確認しています。 茨城VRツアーは、現在、つくばマルチメディアが独自開発のCMS(ホームページ作成管理システム)で運営を行っています。 前期、PageSpeed InsightsやGoogleやランキングシステムに対応するため、都度、システム改良、新規技術開発を行っています。 しかしながら、つくばマルチメディアは、観光業や広告業ではなく、情報通信業です。つまり、専門性や権威性の評価には限界があるということです。 茨城VRツアーは、信頼性、経験が圧倒的に評価されているということです。


4,大手検索エンジンにおける生成AI導入における実証

上記の実証は、2024年8月30日までの結果です。 上記の結果に基づき、@WEBの新バージョンとして、Ver.7.3とVer.7.5を9月20日に正式に発表致します。 Googleでは、2023年8月30日に生成AIを利用した試験サービス「SGE」が開始され、これまでの経過は以下の通りです。 ただし、「AI Overview」については、まだ、確認しておりません。

  • 2023年 8月 30日にGoogleにおいて生成AI「Bard」の「SGE」が導入
  • 2023年 12月 7日にGemini発表、Googleのランキングシステムの一部変更
  • 2024年2月9日「Bard」が「Gemini」に進化
  • 2024年5月14日に開催した年次開発者会議「Google I/O 2024」にて、生成AI搭載検索エンジン「AI Overview」の導入マルチモーダルAIへの移行発表

上記において、2023年8月30日にGoogleにおいて生成AIのサービスが開始されています。 2024年5月14日の「AI Overview」発表以降、「SGE」という言葉はサービスからなくなっていますが、「AI Overview」という言葉はまた、使用されていません。 マルチモーダルAI は、動画データや音声データでも検索できるということですは、茨城VRツアーでは生成AIの検索表示に対してスニペット表示を実現しています。 例としては、「白鳥の種類は。」と検索すると、一番上が生成AIの回答で、そのスニペット表示には、茨城VRツアーが1位も表示されています。 また、その下には、Google検索エンジン自体の結果として、茨城VRツアーがスニペット表示されます。 同様に、マイクロソフトのBingの生成AI「Copilot」で「白鳥の種類は」と検索すると同様に茨城VRツアーはスニペット表示の1位に検索されます。